【卵材停滞】マロンちゃん@サザナミインコ

手術を受けたサザナミインコのマロンちゃんのご紹介です。

マロンちゃんは4歳11ヶ月の女の子です。10月中旬からお腹が大きくなってきたとのことで来院しました。レントゲン検査をしてみると、卵管内に潰れた卵が見つかりました。超音波検査では、腹水が見つかりました。卵材停滞と診断し手術を行なうことになりました。

手術は、まず逆L字切開にて皮膚と腹筋を切開しました。しかし肝後中隔に腸が癒着しているのが見つかりました。そこで腸管のない筋胃した付近を切開して、小さな術野を確保し、そこから卵管を切開して、卵の殻を摘出しました。その後卵管を縫合し、お腹を縫合して術式終了としました。

お腹が楽になって良かったですね。今後も発情しないよう生活に気をつけていきましょう。

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