手術を受けたオカメインコのシュートちゃんのご紹介です。

シュートちゃんは、6歳8ヶ月の女の子です。以前に卵管摘出手術を受けています。2月中旬からお腹が大きいとのことで来院しました。診てみるとお腹が張っており、皮下にもしこりができていました。検査をしてみると、卵巣嚢胞と皮下嚢胞であることが分かりました。これらを摘出するため、手術を行なうことになりました。

手術はまず皮下嚢胞の皮膚をＸ字切開にて切皮しました。嚢胞水を除去して腹筋を露出しました。次に腹筋を逆Ｌ字切開にて開腹し、卵巣嚢胞の水を除去しました。嚢胞壁は周囲に癒着していたため摘出困難と判断し、腹筋を縫合しました。その後皮膚を整形して、縫合し術式終了しました。

お腹が楽になって良かったですね。発情すると再発する可能性があるので、今後お薬で発情を止めていきましょう。

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