【卵塞症/卵管摘出】ハルちゃん@オカメインコ

手術を受けたオカメインコのハルちゃんのご紹介です。

ハルちゃんは、5歳3ヶ月の女の子です。近医にてお腹に卵があると診断され、産まなければ1週間後に来院を指示されましたが、そこの病院では卵が出せないと説明され、当院を紹介されて来院しました。診てみるとお腹に卵が入っており、すでに発情が止まり産道が開かない状態になっていました。圧迫による排出は不可能と判断し、手術を行なうことになりました。

手術は、まずお腹を逆L字切開して開腹しました。次に卵が停滞している部分の卵管を切開し、卵を取り出しました。そして卵管を摘出して、術式終了しました。

出血傾向があり、入院中傷口からの出血が止まりにくくなっていたため、長めに入院をしました。

退院時のハルちゃんです。お腹が楽になって良かったですね。出血してこないか、お腹をよく見てあげてくださいね。

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