【卵材停滞・卵管摘出】ペコちゃん@オカメインコ

手術を受けたオカメインコのペコちゃんのご紹介です。

ペコちゃんは、3歳の女の子です。昨年11月からお腹が大きくなり、近医にて肝臓疾患と診断されました。投薬しても治らないため、鳥の病院を受診したところ、生殖器腫瘍なので打つ手がないと言われましたが、諦められずに当院にサードオピニオンで受診しました。診てみるとお腹に硬結した不整形で黒色の腫瘤があり、レントゲン検査と超音波検査により卵材が停滞してるのが見つかりました。卵材と卵管を摘出するため、手術を行なうことになりました。

手術は、まず逆L字切開にて開腹しました。次に卵材が停滞している部分の卵管を切開し、卵材を取り出しました。次に卵管を摘出後、閉腹し術式終了としました。


こちらが卵管内に貯留してた卵材です。黒いのは出血を伴っていたためと考えられます。術後40gも体重が下がりました。

卵材が取れて良かったですね。今後も発情しないよう生活に気をつけていきましょう。

Birds' Grooming Shop通販サイト

横浜小鳥の病院併設ショップ 鳥・うさぎ・小動物の最適な暮らしと看護をサポートする用品通販ショップ

インコ、オウム、フィンチの飼い主さんのニーズに応える「横浜小鳥の病院」併設ショップBirds Grooming Shop(バーズグルーミングショップ)です。

100%オーガニック原料のハリソンバードフード日本正規代理店。一般の方から動物病院・ペットショップ関係の方までお気軽にご相談ください。