【卵管畜卵材症・卵管摘出】オカメちゃん@オカメインコ

手術を受けたオカメインコのオカメちゃんのご紹介です。
オカメちゃんは、4歳6ヶ月の女の子です。福島県から来院しました。6月からお腹が大きくなり、近くの鳥の病院で卵管嚢胞と診断されましたが、当院での診察を希望し来院されました。診てみるとかなりお腹が張っており、検査により卵管腫瘍が疑われました。腫瘍が摘出できるかどうか見るため、試験開腹を行うことになりました。
手術は、まず逆L字切開にて開腹し、お腹の中を確認したところ卵管は腫瘍ではなく、卵管畜卵材症であることが分かりました。そこで卵材が停滞している部分の卵管を切開し、卵材を排出しました。次に卵管を摘出し、閉腹して術式終了としました。
お腹が楽になって良かったですね。今後も発情はしますので、発情抑制をしっかりとしていきましょう。
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