【卵材停滞・卵材摘出】モッフちゃん@オカメインコ

手術を受けたオカメインコのモッフちゃんのご紹介です。

モッフちゃんは、11歳3ヶ月の女の子です。昨年8月に他院にて卵材停滞と糖尿病と診断され来院しました。診てみると肥満しており、羽質の低下があり、レントゲン検査により大きな卵材が停滞してるのが見つかりました。血液検査により、軽度の血糖値上昇と肝機能低下、高脂血症が見つかりました。まず肥満の改善と肝臓と高脂血症の治療を開始しました。肥満と肝機能、高脂血症が改善したため、卵材摘出の手術を行なうことになりました。

手術は、まず逆L字切開にて開腹しました。次に卵材が停滞している部分の卵管を切開し、卵材を取り出しました。しかし卵管が気嚢と癒着していたため、卵管摘出はできませんでした。卵管縫合後、閉腹し術式終了としました。

卵材が取れて良かったですね。今後も発情しないよう生活に気をつけていきましょう。

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