【卵管腫瘤摘出】きょおちゃん@オカメインコ

手術を行ったオカメインコのきょおちゃんのご紹介です。

きょおちゃんは、9歳10ヶ月の女の子です。1年前に卵材を排出したため、近医にてリュープリンを10~14日おきに継続して続けていました。今年の9月からお腹が張ってきており、食事量を減らしても体重が下がらないとのことで来院しました。診てみるとお腹が張っており、検査により卵管腫瘤と卵材停滞が疑われました。摘出できるかどうか見るため、試験開腹術を行なうことになりました。

手術は、まずお腹を逆L字切開にて開腹しました。お腹の中を確認したところ、卵管全体にかけて腫瘤化していることが分かりました。そこで卵管間膜を止血クリップで結紮し、半導体レーザーにて凝固切断して腫瘤を摘出しました。その後閉腹して、術式終了しました。

腫瘤が取れて良かったですね。摘出した組織の検査を行い、今後の治療方針を決めていきましょう。

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