【右卵管畜卵材症】ととちゃん@コザクラインコ

手術を受けたコザクラインコのととちゃんのご紹介です。

ととちゃんは、5歳11ヶ月の女の子です。年末からお腹が大きいとのことで来院しました。診てみると下腹部が突出しており硬くなっていました。検査により総排泄腔のヘルニアもしくは卵材停滞を疑い手術を行なうことになりました。

手術は、まずお腹の皮膚を横切開して突出部分を確認したところ、ヘルニアではないことが分かりました。腹筋を横切開して腹腔内を確認したところ、右卵管内に卵材が大量に溜まっていました。そこで右卵管を切開して、内部の卵材をすべて除去しました。右卵管は周囲に癒着しており、摘出はできない状態であったため、卵管を縫合しました。その後閉腹して術式終了しました。

お腹が戻ってよかったですね。今後も発情すると再発する可能性がありますので、しっかりと発情抑制していきましょう。

Birds' Grooming Shop通販サイト

横浜小鳥の病院併設ショップ 鳥・うさぎ・小動物の最適な暮らしと看護をサポートする用品通販ショップ

インコ、オウム、フィンチの飼い主さんのニーズに応える「横浜小鳥の病院」併設ショップBirds Grooming Shop(バーズグルーミングショップ)です。

100%オーガニック原料のハリソンバードフード日本正規代理店。一般の方から動物病院・ペットショップ関係の方までお気軽にご相談ください。